00/07/21
HP社のHP200LX生産終了発表から約1年経過した。
各メーカーからあいもかわらず次々新しい携帯パソコンやPDAが発売され続けている。この時点での勝ち組はどうもParmOSを搭載したIBMの「WorkPad」や元祖パームコンピューティング社の「Parm」と思われる。また同OSを搭載した機器があのSONYからも発売が予定されているらしい。
これを追撃する、MSとしても新WindowsCE機(Pocket PC)が米国で発表され日本での発売は秋が予定されている。
国内のPDA市場を牽引してきたシャープも「Zaurus」と「大画面WindowsCE機」でがんばっている。
あいもかわらず自分といえば「HP200LX」から他の端末に乗り換えるつもりは全くない。というよりも実をいうと乗り換えるつもりはバリバリあるのである。しかし乗り換えるだけのメリットを訴える端末が見あたらないのだ。
たしかにHP社が後継機とうたっている「Jornada690」はよくできていると思います。PocketEXCEL/Wordを搭載し、大きさもほぼ200LX同等である。自分が今愛用している日本語エディタVZの発売元であるビレッジセンター社から発売されている「PocketWZ」やジャストシステム社の「ATOKforCE」もありビジネスで使う分には充分かもしれない。
でも、やっぱり乗り換えたいという気持ちが沸々と沸いてこないんです。
他のHP100/200LXユーザーも同じ気持ちなのではないんだろうか?
たぶんこういうマシンが好きなたぐいは、自分と同じく浮気性なはず。(^O^;)☆\(--;
ダンテイスナ!
秋葉原や大阪日本橋あたりの電気街をうろちょろしビックカメラやヨドバシカメラなんかで他のPDA端末をさわりまくりながらもやっぱし「200LXから乗り換えたい!」という気持ちが出てこないんじゃないのかな?
だから、あいもかわらず@NiftyのFHPPCではHP200LX談義で花が咲いている。って自分はROMラ〜であるが。。。(^^;;;
現在発売されている端末でなにが足りないんだろう?やっぱし未だにこの要望に応えている端末が見あたらないのは確かなのであるが。。。
この要望の中でもやっぱりどうしても譲れないのが
ってことで、残念ながらまだまだ200LXから乗り換えたくなるような端末はありません。
現在FHPPCメンバーの有志や熱血ユーザーが募り「MorphyOne」なる理想の携帯端末製作計画が進んでいるみたいです。
この端末にも非常に興味がそそられるんですけど、残念ながらやっぱHP200LXの後継機にはなり得ないんですよね。っていまどの辺まで進んでいるのか理解してませんから言い切れませんけど。。。
ってことで、もし乗り換えるんだとしたらまず逸品のスケジューラやカスタマイズできる電話帳、データーベースソフトが必需品です。
もしこれができないんだったらやっぱし自分にとってはアップグレードならぬダウングレードになっちゃいますからね。
ってことでやっぱHP200LXを手放す機会はまだまだありそうにありません。
00/02/06
99/11/1ユーザーの生産終了反対の切実な声も企業論理を変更するにいたらず、生産終了したみたいだ。やはり悲しい。
99/08/09
それは、予期せぬ日に突然やってきた。
1999年7月12日の朝であった。
NIFTY Serveにいつもと同じように巡回したら、ある一通のダイレクトメールが
自分のメールBOXに入っていた。
それは、「米国HP社が1994年に発売を開始した、携帯パソコンである、HP200LXを本年11月1日を以て生産を中止。後継機としては、同社のWindowsCEマシンを推奨する。」との発表の連絡と同時にユーザ一同並びに、マスコミも巻き込み米国HP社に生産終了の撤廃を求めるための活動を実施するので、当面反対署名協力して欲しいとの内容であった。
本内容を見る限り、旧機種の生産を終了し今後市場が伸びると思われる、Windows
CEマシンに資源を投入する。という企業論理は当然のように考える。
ユーザである自分もいつかこういう日が来るのであろうとたぶんに思っていた。
しかし、ユーザにとっては、HP200LXに置き換わる後継機は発売されておらず、今後も本来の後継機が発売されない限り、同マシンユーザは同マシンを使い続けるであろうということです。
自分もいろんな携帯マシンを触りまくり使ってきましたが、未だにHP200LXを越えるマシンが見あたりません。
実際、すでに販売を開始してから5年を経過して、スペック的には「CPU
80C186」という、主流のPentiumから比べると処理速度数百分の一というむっちゃ非力なマシンです。
画面もXGA/SVGAなんてとんでもない世界でDOS/C
という640*200ドットの画面でテキストしか表示できません。
それと引き替えに、単三乾電池2本で連続使用時間30時間を越え、むっちゃ使いやすく、カスタマイズ可能なスケジュール帳、電話帳、データーベースソフトを標準搭載し、表計算ソフトLotus1-2-3も搭載しているため、MS-Excelとのデータ互換性も可能です。
そして、一番の魅力が最小のMS-DOSパソコンであるってことです。
自分のメイン通信環境は KTX+JUNKAI.MACで通信し、NIFPでログブラウザ、VZ+ATOK8で漢字変換・RES書き。ファイラーはFDでむっちゃ快適なパソコンライフを送っています。
もともとはこのマシンは全て英語環境なのですが、日本の熱狂的なユーザの力で日本語環境を作り上げ(現在では日本HPからも供給している)、更にどんどん使い勝手の良いソフトを提供してくれたおかげで、HP200LXは自分にとってなによりも大切な、道具であり相棒です。
そして現在も新しいソフトがアップされ、そのソフトによってアップグレードしていっています。そうハードウェアではなくソフトによってなんです。
今では、インターネットにアクセスし、画像付きでネットサーフィンできるところまで来ています。今月に入って、ソフトバンク社から5冊目の関連書籍「インターネットバイブル」が発売され、更に「I
Love LX」というエッセイ集まで発売されました。。
1995年に初めて関連書籍が発売され(「バイブル」)、全く同一のパソコンで5年に渡って書籍が発売されるなんてマシンはこれまで聞いたこともありませんし、これからも存在しないかもしれません。
しか〜し、このHP200LXが本当の後継機もなく生産を終了しちゃうらしい。。。
そんなのはゆるせん。(/_;)
やっぱり、本来の後継機が発売されていない現在、HP200LXの生産終了には強く反対します。
メーカとしては、こんなに優秀なマシンを発売してしまったからには、最後までつきあう義務があるんじゃないかな?これって、消費者のわがままなんだろうか?
HP200LXを越えるマシンを、自分に提供してください。5年前に提供された環境を満足させていただければいいんです。簡単なことですよね。た、た、たぶん。。。
ってことで、今のところやっぱりHP200LXの生産中止には反対です。
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