HP200LXは、HP社から発売されているPDA(Personal
Digital Assistant)です。同社ではパームトップPCと呼んでます。
このマシンの特長は、タバコ2個分くらいの大きさながらしっかりしたDOSマシンで更に優秀なPIM(Personal
Infomation Manager:個人情報管理)ソフトが内蔵されている事です。
更に低速なCPUの恩恵として市販の単三乾電池2本で20時間以上の連続使用時間を確保していることです。つまりいつでもどこでも連れていくことができる(残念ながらお風呂の中は無理ですけど)ってことですね。
あと、とにかくすばらしいのがキーボード。キー自体はちょっと小さめだけど、キーピッチに余裕があるのと程良いクリック感。そしてテンキーがついている。
だれもが初めてこのマシンをみるととてもこのキーボードは使い勝手が悪いと思うらしいんですけど、使い勝手は最高です。
立ったまま親指でキー入力も全然違和感ないですし、机の上では各3本の指を使ってタッチタイピングも可能です。(^^)
ただ、元々英語環境ってことではじめは日本語を話せなかったんですが、200LXの前身マシンである95LXや100LXの時代からパワーユーザの手によって、日本語を話せるようになってますし、日々専用のオンラインソフトがアップロードされ続けていっています。
今では、インターネット環境もユーザの手で確立されています。
自分にとってはホントに愛すべきPCですね。
仕様 | |
CPU | Intel 80c186 (7.91MHz) |
メモリ | ROM3MB RAM2MB/4MB |
OS | 英語版 MS-DOS 5.0 |
電源 | 単三乾電池 2本&ボタン電池 CR2032 |
サイズ・重量 | 16×8.64×2.54(cm) 312g(電池込み) |
ディスプレイ | 反射型モノクロ液晶CGA 640×200ドット |
内蔵アプリ | アプリケーション管理ソフト:Appication Manager →Windowsのデスクトップみたいなもん スケジューラ:Appointment Book 電話帳:Phone Book データベース:Database テキストデータベース:Note Taker 表計算ソフト:Lotus 1-2-3R.2.4 (英語版) メモ帳:Memo 通信ソフト:Datacmm ファイル管理:Filer リモートリンクソフト:LapLinkRemote 電卓:HP Financial Calculator 16進電卓:Hex Calc 世界時計:World Time メールソフト:CC-Mail&cc:Made ストップウォッチ:Stopwatch キーボードマクロ:System Macros 環境設定:Setup Utility 会計ソフト:PocketQuicken ゲーム:Herts+Bones(マインスィーパみたいなソフト) ゲーム:Lair Of Squid(ダンジョンソフト) |
タバコ&文庫本との比較 | 電池を装着したところ | キーボード | |
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デメリット:もちろんあります。(^^;
こんなところかな?
やっぱり自分は200LXを使い続けます。
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