HP200LX を未だに使い続けています。
でも、使用頻度はここ最近 以前に比べると大幅に減ってたんだけど、やっぱHP200LXが一番!!って気づいて、改めてこの愛機を使うことに決めました。
仕事で使っているアドレス帳を初めとしてVzエディタを使った、テキスト入力端末としては、未だにこのマシンの右に出るマシンは黒龍の前には出てきていません。
ポメラもさわっては見ましたが、立ったままの入力はできませんし。。。
そしてWindows XPの時は、母艦とのデータ共有はとりあえずDOS窓に降りてから Conectivity Pack(以後 コネパク)を動いたのでまぁ問題ありませんでした。まぁ画面がフル画面になっているのは気にはなっていましたけどね。
しか〜し、OSがWindows 7になると、DOS窓を起動しコネパクを動かすと、「全画面表示じゃダメよ」ってエラーメッセージが出て起動できない。w(゚O゚;)w
困った、すると 「Windows Virtual PC」なるものがあって、更にその下で(仮想化OSとして)「XPモード」なるものを動作させることができるってことらしい。
MSによると、XPモードではXPで動くソフトはほとんど動作するとのことではないか!
こりゃやらねばいかん!!
ってことで、XPモードを動かしてその下で動かしてみたところ。。。(/_;)
あいかわらず「全画面表示じゃダメよ」ってメッセージとともに起動しない。
最新の「Windows Virtual PC」はXPしか対応しておらず、XP以前のOSはサポート外とのこと。
コレじゃいかん!!絶対なんとかなるはず〜っ!
サイトを検索しまくったところ、「Virtual PC 2007」で「DOS6.2V」を動作させるとの記事を発見。
「DOS6.2V」の下じゃ動くだろう!ってことで格闘開始〜っ。
そして、ついにWindows7でもコネパクを動作させることができるようになりました。(^^)v
【必要なモノ】
(1)Virtual PC 2007(これも実はDOSはサポート外)
Virtual PC 2007 SP1←これは別に入らないと思う。
SP1修正プログラム←これも別に入らないと思う。
(2)Virtual PC 2004(共有フォルダを作るのに必要)←そろそろDownload出来なくなると思うので急ぐべし!
(3)MSDOS 6.2Vのシステムディスク6枚 or イメージファイル(*.vfd、*.img、*.ima、*.dskの何れか)
(4)イメージファイルを作る為のソフト。σ(^^;は「Read/Write FD Ver.0.13:rwfd013.lzh」を使用。
(5)Conectivity Pack:σ(^^;はXPに入っていたコネパクをディレクトリごと、そのままコピー。
(1)まず、MSDOS6.2Vのシステムディスクをイメージ化しましょう。
使える拡張子は、vfd、img、ima、dskです。
(2)まず、Virtual PC 2007をインストール
(3)Virtual PC 2004をダウンロードし、適当なフォルダに解凍(2004はZIPファイル)。
(4)Virtual PC 2004のファイルを解凍(簡単なフォルダ名をおすすめ)すると解凍すると、"Virtual PC 2004
SP1"というフォルダが出来ます。その中に、"Microsoft Virtual PC 2004 MSDN.msi "があります。
(5)そこで、右のコマンドを実行!「msiexec /a "Microsoft Virtual PC 2004 MSDN.msi" 」。
(6)実行するとインストーラーが起動して、ファイルの保存先を聞かれますので適当なフォルダを指定します。
ファイルを引っ張り出して解凍しているだけなので、母艦のシステムが書き換えられることはありません。
(7)Virtual PC2007を起動。
(8)新規にバーチャルマシンを作成。
@名前は適当に作り、OSはその他
ARAMは、DOSですから10M前後あれば十分です。
Bバーチャルハードディスク容量もそんなにいらないんですが200MBほどあれば十分だと思います。
C完了ボタンをクリックしたらバーチャルディスクがとりあえずできます。
(9)バーチャルPCを起動。
(10)メニュー画面→「フロッピー(F)」→フロッピーディスクのイメージをキャプチャ(C)→DOS6.2Vのイメージファイルの1枚目の選択。
(11)メニュー画面→操作(A)→リセット(R)を実行。
(12)すると、DOSのインストール画面が動き始めます。
(13)途中diskを替えろとのメッセージが出た時は次ぐのイメージファイルをキャプチャして、サクサクとDOSのインストールを実行。
(14)フロッピー(F)→ディスクの解放を実行し、操作(A)→リセット(R)を実行。
(15)無事 MS-DOS6.2Vが動作するはず。
次は母艦とのフォルダ共有方法(と同時に、CDROMドライバがインストールされる)です。
(16)Virtual PC2007画面→「フロッピー(F)」→フロッピーディスクのイメージをキャプチャ(C)→Virtual PC 2004で指定したフォルダの"\Program
Files\Microsoft Virtual PC\Virtual Machine Additions\"に「DOS Virtual
Machine Additions.vfd」があるのでキャプチャ。
(17))Virtual PC2007画面→CD(C)→ISOイメージのキャプチャ(I)→上と同じフォルダに、「VMAdditions.iso」があるのでキャプチャ。
(18)DOS画面で「A:\DOSADD」と入力し実行。
(19)次が大事なんですが、共有ソフトをインストールするとconfig.sysとautoexec.batが書き換えられるんですが、autoexec.batに追加される「c:\vmadd\mouse.com」が日本語ソフトとの相性が悪いので、すぐ「c:\EDIT」を実行し、削除するか、rem文でコメントアウトしてください。
(20)同じくconfig.sysの一番上にある、「DEVICE=c:\meadd\vmadd386.sys」も一旦 頭に「rem 」を追加しコメントアウト。
(21)一旦リセット。
(22)メモリを改善するための、c:\memaker を実行。
(23)何度か再起動しながら最適なメモリ構成にしてくれます。
(24)終了後、EDITを実行し 先ほどconfig.sysでコメントアウトした 「DEVICE=c:\meadd\vmadd386.sys」をconfig.sysを一番上に移動し、コメントアウトを元に戻します。「rem
」を削除。
これで共有フォルダが使えるようになります。
コネクティブパックや、普段使うDOSソフトをCドライブにコピー。完了!!
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